あらすじ
HOME妖(あやかし)を封じる世界各地の封印が悉く弾け飛び、様々な化け物が日の下を闊歩し、現世の理と魔の不条理が入り混じる世界となってしまった今からそう遠くない未来…。
人々は対妖魔防衛用の退魔柱とそれが生成する結界によって守られた街のみに移り住み、再び妖魔を完全に封じる日を到来させる為に、雌伏の時を過ごしていた…。
東京湾の中心に浮かぶ都市機能すら有る巨大な人工島に作られた退魔士育成機関『白鳳学園』は、世界各地に作られた人類側の対妖魔反撃要員育成機関の一つで、女性であるが故に身に付けられる退魔の技を素質有る者に習得させる事を目的としており、人々から魔を退ける為に、この学園から多くの女性退魔士が日本各地へ巣立っている。
そして、その若き女性退魔士たちの学園に、あえて踏み込んでくる妖魔がいた…。
彼の名は"邪魅呂"。
容姿こそ人ではあるが、闇の血族の者との混血、つまり半人半妖である…。
妖魔として卓越した力があるにも拘らず、魔界の者としては軽く見られていることに苛立っていた。
そして彼は魔界の王に自身の力を認めさせる為、美しい少女退魔士たちと闘い、陵辱し、屈服させる為に学園都市に潜入することを決意した……。
学園を1人で壊滅させ、それを手土産として妖の序列の上位に食い込み、いづれは全ての世界を束ねる存在となる。
・・・・・それが彼の野望だ。