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[勝治] 「ここまでされておいてちんぽ入れないで、はないんじゃないのかね、古淵ちゃんはさ？」

当麻が杏奈に近寄ってズボンのベルトを脱ぐと、杏奈の怯えきった弱々しい悲鳴が上がる。
だが、その様子が男達の興奮を煽り、口笛を吹きながら当麻が被さっていく様を応援する。

[男]
「別に初めてって訳でもないでしょ？この年になってもさぁ」

[男]
「清純ぶってても毎晩町田とかとヤってんだろ？　そうじゃないとそのまんこの色の説明はつかないぜぇ？」

[徹]
「ハメ具合を解説してよ当麻、楽しみにしてるぜ？」

[杏奈]
「違う、そんなことない……お、男の人となんかしたことないの、だから……やめてっ！」

[杏奈]
「結婚するまで男の人とこんな事しちゃいけないんだから、だから……許してえっ！　やめてぇ！」

杏奈のアナクロな言葉に全員、一瞬言葉を失ってお互いを眺める。
だが次に続いたのは、廃屋の中をどっと揺るがすような嘲笑の声と叫びであった。

[男]
「結婚初夜まで処女です～ってか、男にそれまでオナニーでもしてろっていうのかよ」

[男]
「ふははは、いやいや今時珍しい台詞を効かせてもらってありがとうな、古淵。笑わせてもらったよ」

[勝治]
「そんなめんどくさい女、男の方は願い下げだっつーの。ま、俺たちが非処女にして使い勝手よくしてやるよ」

[当麻]
「そういうこと、町田も大喜びかもよ？　処女膜破って支度してくれてありがとう、とかさ――」

[杏奈]
「言わない、そんなこと町田くんはいわないんだから――あああっ！」

[翔]
「ごめん、我慢できなくて――智紗ちゃんのあそこがあんまりに可愛らしくて、いやらしいから、はぁ……」

[翔]
「ん、んう……いい、気持ちいい、智紗ちゃん？」

[智紗]
「ぁぁん、お兄ちゃんの舌が、おまんこなめなめしてる、あぁん、ん、くすぐったぁい、はぁぁん！」

智紗の脚の付け根にキスをするように、翔はクンニリングスを堪らずにしていた。
それも股間を剥き出しにし、片手で自分の陰茎を擦りながら、興奮に我を見失っている。

そして、恋人と妹の醜悪きわまりない姿を目の当たりにする杏奈は、もはや茫然自失といった様子であった。
瞬きを忘れた瞳は涙を滾々と流し続ける。

[杏奈]
「嘘よ、こんな――嘘よ、智紗のあそこを町田くんが舐めてるなんて……いやらしい、ああ……」

[当麻]
「町田も誰かさんのヤリマンよりは、綺麗なマンコをご馳走になりたいってこったな」

[徹]
「お前もまんこが綺麗だったら、ああやってクンニしてもらえたのになぁ、残念残念」

[智紗]
「はぁん、いいよぉ……お兄ちゃんの舌、すごいの、はぁ……びりっとしちゃう、あ、う、はぁぁぁ！」

[翔]
「こんな綺麗なあそこをなめられて、僕は嬉しいよ、あ、ああ、イク、イクゥゥゥ！」

杏奈は恋人の恥知らずな射精を見つめ……声もなく項垂れた。