「わ、私……私は、やっぱり、イヤ……こんな風に、あなたと……終わって、しまうなんて……」
俺は営業で街を歩いていた時に、偶然、彼女が見知らぬ男と、ホテル街へ消えていく姿を見た。
話を切り出され、最初は戸惑った彼女だったが、思いのほか、あっさりと浮気を認めた。
「……だ、だって……最近……あなた、淡白、だったから……」
「今まで通りに付き合っていたら、また浮気する可能性は大ってコトだよな?」
俺の言葉に彼女は哀しそうに目を細めるが、はっきりとは否定しない。
……よし、別れるのは一旦、先送りだ。
この女、メチャクチャに壊してやる。
快楽漬けの生活をさせて、セックスのことしか、考えられなくしてやるぞ。
そして、どうしようもないメス豚に成り下がったところで、部屋から叩き出してやる。
立派なザーメン便器になりゃ、拾い手はいくらでもいるだろう。