コイン5倍 COMICネクロシスvol.4
作品紹介
《リョナジャンルのみに固執妄想して贈る、どこを切ってもサラサラ血しか出ない、被虐非道のリョナ・オンリーアンソロジー第4弾が登場!》
リョナコミック界の新進作家が集結して贈る、恐怖と悦楽の描き下ろしアンソロジー全6作品!!
表紙は、ぼっちロ●絵師broilerが「復讐の斧女子」を活描★このジャンルでは珍しい加虐的なイラストで先陣を切ります。
掲載作家には、1号目以来の登場となるYOSHITORAが、前回のショートコミックから一変、30ページの長編を引っさげて、無国籍テイストのドス黒い悪夢とともに登場!
「読めば驚愕」としか言いようのない極上のリョナミステリをお楽しみください!
そして、こちらは2号目以来の登場となる生皮KOALAも、同じく30ページの長編で待望の「ネクロシス」復帰を果たします!
地下アイドルに迫るストーカー…それがなんとも近しい人間だったから、彼女の危険度は火柱のごとく跳ね上がる?
さらには、1色16Pのストーリーモノも今回で2作目となるタクが、ヒロピン系の「丸呑み」で巨乳ヒロインの散り際を激描!!
その他、秘密エージェントと人工モンスターとの死闘を描く、シニカルリョナの気鋭、派歩のハイパーアクション巨編に、
「腹パン」キメてエッチしないと満足できない、ハイパー・ドMロ●ビッチでヤンデレなエロスを誘うぶっくまうんten、
巻末は、ヒーローモノながらリョナ的要素を織り交ぜた、モノトーンの作画が冴えわたる戸村水仙の新たな「アンチヒーロー」作品と、
今回も触ったら最後、体中に毒がまわる「アイゾメヤドクガエル・コバルトタイプ」のごとき布陣でお届け!!!
世の様々な悪夢を呼び覚まし、心身を追い詰め、やがて狂いの常闇に導く…この惨死エンターテイメントをお見逃しなく★
《表紙イラスト》
broiler
《執筆作家陣》
YOSHITORA 生皮KOALA 派歩 タク ぶっくまうんten 戸村水仙
《収録作品》
「黒い蓮の贈り物」YOSHITORA
日中、木々の生い茂る山林の奥で、二人の金髪女性の変死体を眼下にハンバーガーをパクつく、この黒いクセっ毛に褐色中背のグウィンは、死体愛好家の仲間を相手に、携帯端末で死体の状況と、ことの顛末に持論を交えて報告。
この惨状を撮影してネットにアップすることを約束すると、グウィンは他の死体を求め、さらに山林の奥へと足を踏み入れる。
この一帯にはよく他殺体が遺棄されることを彼は知っているのだ。幼少のころ目の当たりにした女教師の強殺死体に魅了されてからというもの、グウィンは、いわゆる〈死体愛好家〉へと変貌し、今もこうして死体散策に余念がない。
そんな折、グウィンはふと木々の間になびく衣服に気づくと、我が意を得たりと駆け出して、巨木を前に立ち止まる。
そこには一体の、若い美女の首吊り死体がぶら下がっていて、グウィンは嬉々としてカメラのシャッターを押し始めるが何を思ったか、彼はピンと張ったロープをナイフで切って死体を地面に下ろすと、上下の衣服を一枚ずつ脱がし始めるのだった……。
《猟奇作として冒険譚として、またホラーミステリとして読みごたえのあるリョナ巨編★読後、作品タイトルの意味についても考察したくなる逸品です》
「兄は私の強火推し!」生皮KOALA
地下アイドルのつみきちゃんは、お茶の間ではありえない下品なステージパフォーマンスと、キモオタとの過剰接触サービスで忙しい日々を送っているが、これも大好きなりゅーや君に尽くすため、そして何よりも、あの鬱陶しい実家の家族と別居するためと、彼女なりに強い意志でアイドル業に勤しんでいた。
そんなある日、りゅーや君への性的奉仕(楽屋フェラ)と決まりの悪いライブを終えてマンションに帰ってきたつみきちゃんは、玄関先の見知らぬ革靴に驚愕! 部屋には、つみきちゃんが心の底から忌み嫌う実兄、光紘が上がり込んでいて、顔を右手で覆いソファに座り込んでいる。
この兄光紘は、妹で精通したほどのド変態シスコンで、今日もさっそく不法侵入からの家探しを開始。見事、妊娠検査キットを探り当て、勝手にうなだれていたのだ。
怒りで震えが止まらないつみきちゃん、だが光紘の本当の恐ろしさはこれからだった。キレるつみきちゃんに沸騰したコーヒーをぶっかけると、両手を手錠でつなぎ、自前のバックから包丁を持ち出すして、つみきちゃんの顔に刃をあてながらニッコリとほほ笑む。
これより兄による、愛する妹のための、炎と血に染まった強●「アイドル卒業式」が執り行われるのであった。
《火責めを得意とする著者が、さらなる火刑●問をひっさげて登場★今作も、その火麗なる奇想的妙技をお楽しみ下さい》
「よろしくね、エージェントさん!」派歩
公にされてない国家機密エージェントのカナは、巷をにぎわす複数の変死体に、ある製薬会社の関与を探るべく、直下の研究施設に潜入。
単独での操作にカナは、本部との通信を頼りに深奥部へ。するとそこでは、非人道的な人体実験が行われていて、彼女は、この製薬会社はクロと目星をつけるが、ふと、やけに明るい大部屋を見つけ、そこに足を踏み入れた途端、通信は遮断され、巨大な物体が猛然と襲い掛かってくる。
カナは熟練のエージェント、とっさの判断で身をひるがえし距離を取ると、その先に見える、血染めの白衣を着た眼鏡の女と対峙する。
その横にはカナを襲った異形の化け物。女は人体実験部門のマネージャーと名乗り、自らの実験と解剖で生み出した化け物「プロトちゃん」を引っさげて、カナに戦いを挑むのだった!!
《シニカルなリョナを得意とする著者ですが、今作はバトルアクションからの残虐シーンを展開★懐の深い作風が光ります》
「アブソルブの罠~丸呑みにされる正義の味方~」タク
正義のスーパーヒロイン《ライト・カルデナル》は窮地に陥っていた。敵の《アブソルブ》は、見た目は小さくただのロ●っ娘のように可愛いが、侮るなかれ、カルデナルの手足を封じた攻撃手腕は、それを見ずとも捕縛されたスーパーヒロインの無惨な姿を目の当たりにすれば、想像がつくというもの。
しかし憎っくきアブソルブの本当の恐ろしさはここからだった。艶やかな褐色ボディの後ろに潜む禍々しい異形の物体を呼び寄せると、のっそりと現れた巨大な亀のようにも見えるそれは、ツルリとした頭部を伸ばしてカルデナルの頭上に近づいてきて、途端、口を開いて眼下の彼女を頭から丸呑みするのだった!!
《とことん「丸呑み」に拘ってきた著者が、その丸呑みモンスターの異形さを逆手にとって描く、奇怪かつ淫蕩なセックスシーンは圧巻★ぜひご覧あれ》
「常習●は確信●」ぶっくまうんten
スーパーのスタッフルームで、不敵な笑みを浮かべて店長に悪態をつくこの少女が、万引きの常習●というから何とも驚きだ。
大人が女の子に手を出さないとでも思っているのか、少女は店長の「おまえが店に来ると商品が消える」という言葉にも意を介さず、モッコリとして何だか怪しいパーカーの両ポケットに手を突っ込んだまま、ヘラヘラと余裕の態度を貫いている。
痺れを切らした店長は、少女のポケットに手をかけようとするが、少女のとっさに放ったカウンター気味の腹パンにもんどりうって後退。
しかしその勢いで少女のポケットから店の商品がポロ●と落ちたから形勢は逆転! 店長はこれまでの思いの丈を振り絞って、少女に渾身の腹パンを喰らわすのだった!!
《ヌキ要素満載の腹パンリョナ作品で、腹パンを受けた後の少女の行動が何ともエロ可愛いです★メスガキ系が好きな読者もぜひ》
「EGOISTIC HERO」戸村水仙
強盗、暴●、麻薬、強●、その他すべての●罪が支配する世界。警察すらも悪に染まり、人々は絶望にうなだれていた。
そんなある日、テレビで放映された一本の古いヒーロー映画に感化され勇気を得た人々は、自らヒーローになることを選び、主人公の少女もまた「バッドエンド」というヒーロー名を得て躍進、いっきにナンバーワンヒーローへとのし上がるのだった。
しかし、反道徳的世界こそが正義と騙る、謎の漆黒のマスク男に拉●されて状況は一変! 拘束されたバッドエンドはそのまま公道に連れられて、暴動化する民衆と鎮圧を図るヒーローたちの目前で、容赦ない暴●で滅多打ちにされる。
しかしバッドエンドへの仕打ちは終わらない。コスチュームを脱がされ半裸にされると、下半身に器具を挿入され、ヒーローとは思えぬ痴態を衆目の的とされ、そして……。
《アンチヒーロー系特有の暴●表現を、過激な性描写と共に、これでもかと描いたダークリョナアクション巨編★余韻を引くラストも注目です》