海猫亭へようこそ(10)
作品紹介
陶芸をやっている火見子の元へ、料理に使う器を求めに行く涼二と鱒田。鱒田は火見子に好意を抱くが、火見子の夫で美術鑑定人の土谷が彼女を連れ戻しにやって来た。火見子や鱒田に、金儲けを目的にしていた美術に対する自分の驕りを知る。
一人で帰った土谷は、火見子の求めていた離婚届を送った。全国フランス料理コンテストに出場することにした涼二。
優勝できたら、羽純にプロポーズする決心である。全国のつわものシェフと競い、涼二は惜しくも第2位に留まった。
しかし羽純に、高志が昔一度だけ出場した料理コンテストで、予選落ちしていたことを告げられる。もうこれ以上高志にこだわる事は無いと、鱒田にも言われ、涼二は羽純にプロポーズした。
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