コイン5倍 硝子のラブホテル 覗かれた夜の顔
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作品紹介
事務用機器の営業マンでありながら気が弱く、まったく成績を上げられない中村聡(奥本東五)。今日も、取り引き先の女性課長・山崎知子(工藤翔子)から法外なりベートを要求されて、力なく帰社する。戻ったデスクには、口うるさい上司の田中と、お節介な同僚の桜子(君崎ゆい)が待っている…。ある日、そんな聡の祖父が亡くなり、遺産として都心にある最新ラブホテルを相続することになる。従業員としてずっと勤務していた駒子(児玉美智子)から、ホテル内の構造をレクチャーされる聡。と、そのラブホテルの各部屋には、秘密の監視カメラが設置されていた。祖父の源一郎(小沢公夫)は、管理人室のモニターで各部屋の中の様子を覗き見するのを、唯一の楽しみにしていたのだ。スイッチを入れると、部屋の中で援助交際の女子●生と中年男が激しいセックスを交している光景が映し出された。初めて体験する「覗き」に興奮し、次々とチャンネルを変えていく聡。それぞれの部屋で、さまざまな男女がセックスを楽しんでいる。そんな中に、カメラ目線でモニターの聡を見つめ続ける女がいた。その女の視線から、聡は目を離せない。その女、友希(羽田圭子)は、腿の付け根に鮮やかなバラの刺青を入れていた。それまで暮していたマンションを引き払った聡は、ラブホテルの管理人室で生活することにした。会社から戻ると、熱心にモニターで各部屋を監視する。それが聡の唯一の生きがいとなった。バラの女・友希は、毎晩のように違う男とホテルに訪れていた。彼女は、男から金を受け取っては抱かれていた。激しく喘ぎながら悶える友希の裸体を見つめ続ける聡。ある夜。聡はモニターの中で、ボンテージ姿の知子が男に鞭を振るっている姿を発見する。相手の男は、知子の上司だった。聡から覗かれていることも知らず、知子は男の身体に赤いロウソクを垂らし、歓喜の声を上げる。翌日、聡は知子の会社を訪れて、彼女に紙包みを渡した。その包みの中からは、昨日使っていたのと同じ赤いロウソクが出てきた。顔色を変える知子を前に、聡は薄笑いを浮かべる。知子をトイレに引きずり込んだ聡は、壁に手をつかせた彼女を背後から●した。聡からの屈●的な責めを、知子は涙を浮かべながら必死で耐えた。
その帰り道、聡は別人のように地味な事務員姿の友希とすれ違った。好奇心にかられた聡は、彼女のあとを尾行するが…。