ご主人様は、お父さん~妻には言えないヒミツの遊戯~
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作品紹介
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どうやら今夜はすぐ眠らせてはもらえないらしい。
このまま寝たフリをするのもいいが。
やはり相手するのが夫の役目。
欲求不満なかわいらしい愛妻を満たしてやろうじゃないか。
「ひっ……んっ!? んぐっ! んうぅっ! んあっ……あっ、はぐ、ふひっ!? っくんぅぅっ!」
いつもと違う反応を示す妻に、俺はいきり立ったモノを押し込み、その生ぬるい肉壁を擦り上げる。
正直、今までの‘千勢’とのセックスに幸せを感じてはいるものの、満足できたことはなかったのだ。
というのも――俺には千勢の前に、前妻‘紅美’がいた。
俺はべた惚れで、浮気の一文字すら頭にもない程に‘紅美’を愛し、
また‘紅美’も俺を愛してくれていた。
俺は‘紅美’と一生を添い遂げていこう。そう思っていた。
だが――‘紅美’は十数年前に事故で……
「あっ、はぐぅ……あっ、んぐぅっ! うん、して……もっと、いっぱい……ひっ! あっ、んひぃーっ!」
「どうした?強く入れていないぞ。それじゃまるで――」
言いかけた俺は、そこで言葉を飲み込んでいた。なんだろうか、この違和感は。
「はぁ……、ん……ぅ、はぁ……も、もう、大丈、夫……い、痛み、おさまってきたから……
もっとしていいよ……んぐぅっ……あ、いっ、ひっ……!」
「痛み……?」
聞こえたつぶやきに、ぞくんとしたものが背中を走る。
――まさか。
「だってお父さん……、再婚したらあの人ばかり見てる……
今までは、私のことを見てくれたのに……。お父さん、再婚してから変わった……
今まで私のこと気にかけてくれたのに。気にしてもくれない。そんなに邪魔? 私」
俺は息を飲む。
そこには‘紅美’を鏡で映したような姿の娘‘はずみ’がいた――。