螺旋階段
作品紹介
失恋した。
だから旅に出た。
俗に言う傷心旅行ってやつだ。
訪れたのは、海と山が同居する田舎町。
ボロボロではないが、時代を感じる館の造り。
しっかり整備が成されている為汚さは感じないものの、年季の入った柱の傷や古い木造建築の香りが、この建物が古い時代のものであることを教えてくれる。
「本日のお客様はあなたで最後です」
女将は俺たち三人を残して、部屋を後にした。
残された俺たちは呆然と、部屋の中心にある布団を見つめる。
「さぁ、サービスの時間です」
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